今日は「相田みつをさんの詩 〜ひぐらしの声〜を読んで・・・」をテーマにお話させて頂きます。
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今日66年目の終戦記念日を迎えました。
そして戦争、戦災戦没者慰霊祭が各地で行われました。
二度と、あのような戦争を起こさない為にまた、尊い命を犠牲にして亡くなっていかれた英霊たちの御霊に心を手向ける大切な日です。
このブログをお読み頂いている方々におかれましては、様々な信念をお持ちの方がいらっしゃるとは思いますが、一人の日本人として心から手を合わせて参りました。
難しい事はよくわかりませんが、戦争の悲惨さや、失うものの大きさや悲しさ、苦しみは計り知れないものであり、子々孫々まで語り継ぎ、過ちを繰り返さない様に伝承していく事が大切かと存じます。
今日は私の大好きな、人間 相田(あいだ)みつおさんの詩「ひぐらしの声」をご紹介させて頂きます。
「ひぐらしの声」
ああ 今年も
ひぐらしが鳴き出した
ひぐらしの声は
若くして戦争で死んだ
ふたりのあんちゃんの声だ
そして
二人のあんちゃんの名を
死ぬまで呼びつづけていた
悲しい母の声だ
そしてまた
二人のあんちゃんのことには
ひとこともふれず
だまって死んでいった
さびしい父の声だ
ああ今年も
ひぐらしが鳴き出した
みつお
ああ 今年も
ひぐらしが鳴き出した
ひぐらしの声は
若くして戦争で死んだ
ふたりのあんちゃんの声だ
そして
二人のあんちゃんの名を
死ぬまで呼びつづけていた
悲しい母の声だ
そしてまた
二人のあんちゃんのことには
ひとこともふれず
だまって死んでいった
さびしい父の声だ
ああ今年も
ひぐらしが鳴き出した
みつお
いかがでしたか?どんな事をお感じになりましたか?
私は、ある時は、親として、またある時は子供として、世代をつなぐ一人の人間として、この詩から感じた事を大切に生きていきたいと思います。
そして、いつの日かあなたと語り合いたいと思います。
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今日は、これにて失礼いたします。
また、お話させて頂きますね。
いつもありがとうございます。
by syogen