こんばんは!
開運の専門家 天道象元です。
今日は、
〜敬う心と寛容な心〜をテーマにお話し致します。
現在では、公平、平等が尊重され、
「敬う心」や
「寛容な心」を忘れられている場面によく出くわします。
家庭内でも子供が親に友達のような態度、言葉づかいをしていたり、逆に親が子供に感情的に怒って虐待する事件等を見るにつけ、胸が詰まるのは私だけでしょうか?
平等と公平はとても大切な考え方ですが、小さい組織では夫婦、家庭、少し大きくなると地域、会社、もっと大きくなると社会、国、世界という
組織やグループを運営していく際、「敬う心」と「寛容な心」を養う事で人間性が培われ結果として順調に目的を達成していく事ができます。
「敬う心」と「寛容な心」を養う 私たちは、社会で様々な方々と関わりあって生活しています。
その際、自分より先輩とか、年齢的に上であるとか、その世界において人生経験的に上の人に対する心の在り方、心構えとして
「節度」をもった態度がとても大切です。
誤解を恐れずに言うなら、
「節度」というのは、必ずそこに上、下の区別があります。
確かに全ての人に対して、誰に対しても愛情を持って接し、物事を寛容に受け止め、公平、平等に接遇する事が大前提です。その中にあって、自分がどういう立場にあるのか、相対する人とどのように接したら良いのかを考える時、
「節度」という認識が必要になります。
人間はとかく、仲良くなると
「節度」を忘れて仲間意識で接してしまったり、
「節度」を度外視した行動をとりがちです。
この
「節度」をわきまえない行動こそ自分を見失った人間性となってしまいます。
一方、「寛容性」とは、視野の広い考え方をして、どんな事でも受け入れ、心の中で溶かす、人をゆるせる心になる事です。
しかし、大きな心を持つ事や
「寛容性」を養う事は大切ですが、そこに一つ、
「節度」を持って、自分をしっかりわきまえる必要があるのです。
一呼吸おいて、自分と相対する人との差をしっかりと見定め得る人間性を養いましょう。人間性を養う為には、心の成長や人間形成への過程で自分を見つめて己を知る事が必要です。 是非、時間を作って
自分の心に問いかけ、内観して確認してみてください。
自分を知る事が出来たなら、必ず
自分の立場をわきまえて相対する人と自分の差を知り、良い意味での上下関係も認識する事ができます。 そうする事により自然に
「節度」ある心が出来あがり節操ある行動ができるようになります。 しかし、多少力がついてくると、自分が上の者より力があると自負してしまい、上司にたてをついたり、威嚇するような態度に出たり逆さまの状態になってしまいます。
私たちが
組織に属し、ある目標を達成しようとする場合、必ずリーダーや長を立てます。
このリーダーや長の元に各セクションの部下がその役割ごとに配分され任務を遂行していきます。
この時、
人間としての上下関係ではなく、役割としての上下関係
をしっかりと認識し「敬う心」と「寛容な心」を持って取り組む事が大切なのです。
これをやる事により、
コミュニケーションがスムーズになり、お互いに報告、連絡、相談がしやすくなり、ミスや事故を未然に防ぎ、目標達成のスピードも上がり、楽しく喜びを感じられるプロジェクトになる事でしょう。
今時、流行らない封建的な考え方であると思われるかもしれませんが、結果として、あなたの
「人間力と精神性の向上に役立つ」事でしょう。
また、気づいた事をシェアーさせて頂きますね。
いつもありがとうございます。
by syogen
posted by syogen at 23:42|
人生のヒント