2012年01月02日

★開運の秘訣★第12回「平成24年壬辰・干支からみた今年の心構え」

hatuhinode.jpg mizunoe_ryusui.jpg

明けまして、おめでとうございます。
 
昨年は、いろいろな出来事があり、多くのことを学びました。
 
特に、3.11東北大震災にあたり、日本人の心が一つになり、世界中の心ある人々からも応援していただき 互いに支えあう人間愛を感じることができました。
 
被災された方々の立ち上がる姿に人間って力強い、生きていることだけでも素晴らしいと感動し感謝いたしました。
 
そして、いくつもの困難を乗り越えて、いよいよ素晴らしい一年が始まりました。

 2012年(平成24年)壬辰(みずのえ・たつ)の年。

 九星気学で見ると六白金星中宮の年です。

 正確には2012・平成24年度の運勢は2012年の立春である2月4日から
始まります。

 旧暦(太陰暦=月の動きで作られた暦、農暦とも言う)で見ると、2012年は1月23日が旧正月。

 中国や韓国は旧正月を新年として祝う習慣が続いています。
 
 ですから、今年の2月4日立春から壬辰の年回りが訪れます。
 
 今回は干支(えと)から、今年の運勢がどうなっているかを見ていきましょう。
 
 まず、壬辰の「壬(みずのえ)」

 壬(みずのえ)とは水(みず)の兄(え)という意味(五行の水でも陽の水)です。

 具体的なイメージとしては大河・海・湖・泥水を意味します。
 
 壬(みずのえ)の意味は次の三つです。

@問題を孕(はら)む・引っ提げる(重い物を持つ、妊婦、妊娠)

A担う・事に当たる上役がいなくなると下からどんどん人が育って現れ出てくる状態

Bへつらう


 「壬は任(はらむ)であり、陰気が、陽気を任(はら)んで、規則正しく、物を萌芽させることである」ということです。
 
 また、「万物を閉じ蔵(おさ)めて、下ではらみ、規則正しく芽ばえることである」ともいわれます。

 古の先人は

「水は方円の器に従い、水は上から下に流れる。水は常に動いてやまないものなので

自然の流れを尊び、止水する土を嫌う。己は己土濁壬となり、水が濁る」


と水の特性を的確に表現しています。
 
 わかりやすく解説すると、壬(みずのえ)には以下の意味があるのです。

◆水は自然の法則に従うからこそ優雅に流れる河の水となる

◆湾曲があれば蛇行し穴があれば潜る臨機応変な処理能力が豊か

◆どのような変化にも対応できる柔軟さこそ最大の力

◆自分の考えがしっかりしていながら環境に合わせて生き方を変化させるのが得意

 

 では次に「辰(たつ)」の意味です。

 説文解字では「辰は震なり」と説明されています。
 
具体的には次の2つの意味があります。

@振動・騒がしい(ただ騒がしくて中身なし)

A災難(まかり間違うと災難に陥る)


 辰(たつ)の語源は奮(ふん)です。

 力を込めて勇み立つ意味があり、気合いを込めて立ち上がるということ。
 
 鳥が飛び立とうとして力を込めて羽ばたくイメージです。


 干支の壬辰(みずのえたつ)の意味としては、問題を孕(はら)む時となり、騒ぎまくる割に内容がない時となります。そして、昨年同様の災難に陥るという意味もあります。

 これだけを聞くと、あまり良い年になりそうもないようですが、それは表面的なとらえ方にすぎません。

 天地の働きにはそのような意味がありますので、これに備えて何があってもことに当たれる準備する心構えが大切なのです。

 今年の心構えとしては、

災害や天災は大いなるものからのお手配と甘んじて受け入れ、どんな変化にも対応できる

柔軟な精神を養い、前向きに一歩ずつ行動していくことが大切
です。

 特に、喜んで人の為に働く「喜働(きどう)」を心がけることで、大きな発展の基盤を築ける年になることでしょう。

 あなたの、ご健康と発展を心から祈念しています。
 いつもありがとうございます。     By syogen

slide1.png
posted by syogen at 12:30| 100倍開運のヒント

開運を引き寄せるための

あなたの運命星からどう動きべきか、何をなすべきかを知ることができるセミナーです。
「九星気学・開運セミナー」はこちら

podcast.png
音声で聴く九星気学の基礎